日本音楽の新しい形!! King Gnu
今日は8月10日に「BANANA FISH」というアニメの主題歌となる「Prayer X」を発売したKing Gnuを音楽的観点から紹介します!
昨日Apple Musicを漁ってたらこの曲を発見しほかの曲を聞いてみてすぐに「あ。この人達記事にしよう」と思いました。
※メンバー来歴などはいつか紹介しますがこの記事では割愛させていただきます。
"King Gnu"とは?
- 2017年結成の「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンド」である。
- 2015年に常田を中心に前身バンド「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)を結成。
- MV製作やロゴなどのビジュアルデザインなどは常田が立ち上げたクリエイター集団「PERIMETRON」が担っているため全体的に曲やジャケットに統一感を感じる。(ちなみに発売レーベルもPERIMETRON)
"King Gnu"オススメ楽曲紹介
Flash!!!
まず常田さん自身がインタビューで自薦した楽曲。
Flash!!!
King Gnu
2018/07/13 ¥250
インタビュー内では「これがKing Gnuだ」っていうくらいの出来だと仰ってました。
これ完全に簡単にバンドアレンジしたらよくある感じなのに声のエフェクトのかけ方、ベースにワウっぽいのいれて全く新しいものに変化させてます。
Vinyl
これは私がめちゃくちゃオススメしてる曲です。
こちらのアルバムに収録されている4曲目の作品です。
ちなみに1曲目もめちゃくちゃカッコイイ。
この曲の凄いところは日本ではあまり行われないブレイクなどをルーティーン化してること。
日本の学生バンドはこれを完璧にコピーできたら将来敵なしだから頑張ってください笑
ってくらい楽器が個性出してます。
歌のないところではベースが歌ってますし、基本ギターが裏拍で鳴ってるのでどの楽器も邪魔されてないしバラバラなのにめちゃくちゃまとまってます。
そんでメロディのとり方がギターやピアノやってる人じゃないですね。と思ったらほんとにチェロ専攻で東京芸術大学入学してらっしゃいました。。
どうりでクラシカルなメロディを彷彿させるんですね。
しかし凄い。 この曲聴いて音楽やめてよかったなと思いました。
Prayer X
これは最近プッシュアップされてる曲で知るきっかけになったものでもあります。
Prayer X
King Gnu
2018/08/10 ¥250
アニメの主題歌として起用された2018年8月現在最新の曲です。
Vinylもそうだったのですがバンドなのに溢れるTrack感。
HipHopっぽいって思ったら今度はクラシカルを彷彿させるメロディのとり方。
あっという間に転調し無理がなく綺麗なメロディへ。
楽器隊の音作りへのこだわりも感じます。
ベースをベースシンセよりの音にしたりワウを使うことにすごくセンスを感じました。
"King Gnu"の今後
もう正直これに関しては誰にもわかりません。
事務所にも所属していないようですし。
音楽業界の人気は実力というより事務所のプッシュアップ力が結構大きいので。
しかし米津玄師さん同様自分たちの色を自分たちでコントロールしつつ、新しいものを他人に理解されるクオリティで製作できる点に置いてマネージメントしてもらう必要もなさそうですよね。
ミュージシャン同士よくあの人は天才だ。とか言い合います。
ボーカルで言うと玉置浩二さんであったり。
最近だとゲスの極み川谷さん RAD野田さんのように音楽的に天才だと言われる方々いらっしゃいますが、King Gnuを聞いちゃうと他の方とは比べ物にならない才能を感じてしまいますね。
バンド、ましてやロックやポップ、ファンク、クラシック。その他色々なものが混ざって出来たこのバンドの音はひょっとしたら日本で初めて日本語の歌が世界に評価されるかもしれないと期待してしまいます。
それほど歌以外にもTrackや音作りに個性と才能を感じます。
日本で言うとCitypopよりなので日本で爆発的人気が出るかと聞かれるとわかりませんが確実にトップレベルの音楽として紹介していいバンドだと思います。
本当に今後の作品、動向が気になりブログ化することを決めました。
insta twitterでもVinylを聞いた瞬間呟きました。
「日本にやばいのいた」って。
King Gnuの今後の活躍を期待しましょう!!
ではまた次回の記事で!!
↓King Gnuの楽曲が含まれているプレイリストはこちらから!!